MCA、キャリアショップ展開状況に関する調査結果を発表

移動体通信・IT分野専門の調査会社である株式会社 MCA(https://www.mca.co.jp/)は、国内通信キャリア各社の「キャリアショップ」に関する調査を実施し、その結果を6月15日に発表しました。調査結果の要点は以下の通りです。

  • キャリアショップは全国に8341店舗、最多は「au」の2459店舗
  • ソフトバンク、NTTドコモ含め、メインブランドは2000店超の店舗網を構築
  • キャリアショップの定休日設定、「月1日」が6割超えるも23.5%は「無休」

本調査結果については、調査レポート「キャリアショップの展開状況と店舗一覧 2018」(本体価格50,000円)として発刊しています。

■調査結果抄録

□キャリアショップは全国に8341店舗、最多は「au」

3キャリア(ワイモバイル、UQを含む5ブランド)が展開するキャリアショップは、調査時点で全国に8341店舗存在していることが分かった。

ブランド別で店舗数が最も多いのはauの2459店舗だった。なお、今回の調査において「PiPit」(全国に約600店)はキャリアショップではなく取扱店と定義しているため、カウントには含まれていない。

ソフトバンク、NTTドコモも含め、各社メインブランドは2000超の店舗網を有している一方、サブブランドはそこまでの店舗網を有してはいない。量販店や併売店などの取扱店が不足分を補っているといえる。また、ワイモバイルについては、ソフトバンクショップへの「相乗り」も進んでいる。ソフトバンクショップの4割強にあたる1000店超が、ワイモバイルブランド取扱店になっていることも明らかになった。

上の図は、都道府県ごとに、どのキャリアショップが最も多いのか集計した結果を示したものである。auショップは中国・九州を中心とした西日本、ドコモショップは東北・北陸・北関東など東日本で最多の県が目立つ結果となった。また、ソフトバンクが最多のエリアは、南関東と東海に集中する傾向にある。

□キャリアショップの定休日設定、「月1日」が6割超に

店舗で働くスタッフの負担を軽減すべく、各社ともに定休日の設定や営業時間の短縮などを推し進めている。取り組みの進捗状況を把握すべく、定休日の設定状況を集計したところ、「第2水曜日」など、月1日の定休日を設定する店舗が63.2%で最多となった。

商業施設への出店など、定休日の設定が困難なケースもあるため定休日設定率を100%にすることは難しく、6割超の水準に達しているのは一定の成果と言えるだろう。とはいえ、まだ4分の1程度の店舗が「無休」を掲げている状況も浮かび上がった。

□「キャリアショップ」の定義

今回の調査対象通信ブランドならびにキャリアショップの定義は以下の通り。


■調査レポート「キャリアショップの展開状況と店舗一覧 2018 ~顧客接点となる店舗網を分析、店舗一覧もデータ化~」
発行日:2018年6月
判型:PDFファイル(A4版16頁)+Excelファイル(店舗一覧データ)
発行・販売:株式会社 MCA
頒価:50,000円(税別)
調査期間:2018年5月~2018年6月
販売方法:PDF・Excelファイルのダウンロード
※調査レポートの目次など詳細は「レポート目次」をご参照ください。


■本件リリースに関するお問い合わせ
株式会社 MCA(MCA Inc.)
担当:天野 徳明(あまの のりあき)
E-Mail:info@mca.co.jp
TEL:03-6261-2571
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