移動体通信・IT分野専門の調査会社である株式会社MCA(所在地:東京都東京都新宿区西新宿1-25-1、代表者:天野浩徳、TEL:03-5325-0222)が2025年1月19日に、調査レポート「キャリアショップの展開状況と店舗一覧 2024秋~顧客接点となる店舗網を分析、店舗一覧&運営代理店もデータ化~」(価格:税抜90,000円)を発刊しました。
■調査概要
携帯回線の契約獲得やサポートの中核拠点であるキャリアショップだが、端末価格高騰による買い換えサイクル長期化や、キャリアによるオンライン販売強化など、店舗をとりまく環境は厳しさを増している。
全国に張り巡らされた店舗網を活用すべく、総務省も「デジタル活用支援推進事業」を展開、行政手続きなどの「スマホ教室」開催支援を通じて、地域のICT拠点化を促しているものの、減少傾向に歯止めが掛からない。
特に、NTTドコモが22年度から25年度までの3年間で約700店削減する方向を打ち出したことで、各社がこぞって店舗網の圧縮に走っている。弊社の調査でも、直近の約2年半でNTTドコモが約250店、ソフトバンクとKDDIはメインブランドとサブブランドの合計で約300店ずつ減少しており、全体では884店の減少となっている。
生き残りをかけ運営代理店の業界再編も進んでおり、直近では商社系代理店の動きが目立つ。伊藤忠商事子会社のコネクシオがノジマに買収されたのに続き、2024年9月には住友商事が約4割の株を握っていたティーガイアが米ベインキャピタルに買収され、非公開化された。
本レポートでは、キャリア各社の店舗網を分析することにより、各社の顧客接点確保の状況を明らかにすることを目的としている。あわせて、分析に用いた店舗一覧をデータとして添付することで、独自の分析・集計も可能にした。また、代理店再編が進んでいることを踏まえ、今回からはキャリアショップの運営代理店についても調査を実施した。全店舗の約96%にあたる約6,850店舗の運営代理店名も店舗一覧データに収録した。今後の店舗展開や店舗の実態把握の一助となれば幸いである。
■調査レポートの特長
⇒レポートサンプル
■レポート詳細
https://www.mca.co.jp/itforecastreport/career-shop-2024-fall/