MCA、通建工事市場の動向に関する調査結果を発表
移動体通信・IT分野専門の調査会社である株式会社 MCA(https://www.mca.co.jp/)は、通信建設工事市場の調査を実施し、その結果を10月6日に発表しました。調査結果の要点は以下の通りです。
- 2016年度の通信事業者向け通建工事は約1兆円
- 全国系3グループで国内の約60%を工事
本調査結果については、調査レポート「通信建設業者便覧 2017」(本体価格150,000円)として発刊しています。
■調査結果抄録
投資抑制が落ち着き、今後は2兆円超の横ばいで推移
通信事業者グループ各社の設備投資額をみると、すでに投資抑制がはじまっており、2016年度は2兆2,357億円となった。
内訳はNTTグループが1兆2,801億円、KDDIグループは5,193億円、ソフトバンクグループが3,205億円、電力系通信事業者各社は1,158億円である。今後も微減傾向ながらも、投資抑制は続き、2019年度に2兆920億円まで下がるが、2019年度を除くと、2兆2,000億円規模で推移する見込みである。
国内市場における設備投資額はNTTグループが過半数を占めており、この傾向は今後も変わらず、1兆2,000億円規模で推移する。KDDIグループもモバイル、固定その他を合わせ、5,000億円規模で推移し、ソフトバンクグループは波があるものの、2017年度以降は3,500億円超で推移するものとみられる。
■調査レポート「通信建設業者便覧 2017」
発行日:2017年9月
判型:PDFファイル(A4版122頁)
発行・販売:株式会社 MCA
頒価:150,000円(税別)
調査期間:2017年6月~2017年9月
販売方法:印刷レポート & PDFファイル
※調査レポートの目次など詳細は「レポート目次」をご参照ください。
■本件リリースに関するお問い合わせ
株式会社 MCA(MCA Inc.)
担当:大門(だいもん)
E-Mail:info@mca.co.jp
TEL:03-6261-2571
FAX:03-6261-2572