~MCA、キャリア向けNFV/SDN市場におけるベンダ連携・協業実態の調査結果を発表~
移動体通信・IT分野専門の調査会社である株式会社 MCA(https://www.mca.co.jp/)は、キャリア向けNFV/SDN市場の調査を実施し、ベンダ提携関係に関する結果を11月4日に発表しました。調査結果の要点は以下の通りです。
- Ericssonや富士通と提携・協業するCisco
- NECはHPEやJuniper、Intelと提携・協業
- 積極的にキャリアのトライアルに参加するベンダ各社
本調査結果については、調査レポート「キャリア向けNFV/SDN関連市場の現状と将来予測 2016年版」(本体価格200,000円)として発刊しています。
■調査結果抄録
ベンダ間の提携・協業も活発化
NFV/SDN時代になり、ITベンダが参入するなど、キャリアとベンダにおける供給関係が複雑化した半面、ベンダ間における提携、協業が活発化している。
EricssonはCisco Systemsと研究開発や営業で包括提携を行い、富士通はCiscoがNTTドコモへSDNソリューションを展開する際、インテグレーションを行う。また、富士通はNTTドコモへの供給にNokiaのvEPCソフトウェアを用い、VMwareとも協業している。
NECも日本ヒューレット・パッカード(HPE)やJuniper Networks、Intelと協業し、HPEとはキャリア向けNFV領域での協業、IntelとはCloud-RANソリューション開発での協業、JuniperとはNFVソリューションの提供で提携した。
一方、ベンダ各社とキャリアにおける関係性では、Ericssonが2015年3月にNTTドコモのソリューションパートナーに選定され、11月にはKDDIと5Gの共同研究開発で提携し、2016年2月にNTTと次世代クラウドサーバに関する技術協力で合意している。NECも2015年6月にKDDI研究所のNFV/SDN実証実験に参加し、2016年5月にはNTTのNFV/SDN実証実験への参加を発表した。
図:ベンダ各社における提携・協業関係 |
(出典:MCA) |
■調査レポート「キャリア向けNFV/SDN関連市場の現状と将来予測 2016年版」
発行日:2016年10月
判型:PDFファイル(A4版130頁)
発行・販売:株式会社 MCA
頒価:200,000円(税別)
調査期間:2016年6月~2016年9月
販売方法:印刷レポート & PDFファイル
※調査レポートの目次など詳細は「レポート目次」をご参照ください。
■本件リリースに関するお問い合わせ
株式会社 MCA(MCA Inc.)
担当:大門(だいもん)
E-Mail:info@mca.co.jp
TEL:03-6261-2571
FAX:03-6261-2572