～モバイルネットワーク高速化により注目されるモバイルルータ市場の最新動向分析～
■はじめに
本レポートで取り上げるモバイルルータは、携帯電話/PHSネットワーク（モバイルネットワーク）と、企業や家庭に設置されたLANあるいは無線LAN（Wi-Fi）を接続するゲートウェイといえる装置である。
モバイルルータを利用することでLAN配下のPCなどの情報機器、さらに無線LANモジュールを内蔵したモバイルPCやPSPのようなゲーム機などの様々なデバイスをモバイルネットワーク経由でインターネット、さらには企業の社内ネットワークに接続することが可能となる。
この種の製品は数年前まではWAN回線にPHSを利用するものが主流であったが、07年頃から、下り最大3Mbps超と数年前のADSL並の高速データ通信を比較的安価な定額制料金で利用できるHSDPA/HSUPA(HSPAと総称)などの3.5G携帯電話が利用できるようになり、活用領域が大きく広がってきた。
さらに09年以降、数10Mbpsクラスの高速データ通信を可能とするWiMAX、次世代PHS、LTEの商用化が計画されており、これを機に市場が急拡大する可能性が高くなっている。
本レポートは、こうした状況を踏まえ、現状ではアクセスルータ製品の1バリエーションとして捉えられることが多いモバイルルータを新たな製品カテゴリとして切り出し、その現状と可能性について分析を試みたものである。
■レポート体裁/費用
| 発行会社 | 株式会社MCA |
| 発刊日 | 2009年3月 |
| 価格 | 70，000円（消費税込み） |
| ページ数 | 40P |
| 販売方法 | PDF形式によるダウンロード販売 |
■レポートダウンロード
| ■レポート | ■リリース |
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■レポート目次
.1. 1.モバイルルータの市場動向
1.1. 市場概況
1.1.1. 対象となる製品
1.1.2. モバイル回線とモバイルルータ製品の進化
1.2. 現行製品の市場別ポジショニング分析
1.2.1. 価格とターゲット層から見たカテゴリ別分析
1.2.2. 各製品のアプリケーション
2. モバイルルータの市場規模予測
2.1. 需要を左右する2つの要因
2.1.1. 次世代移動通信サービスの立ち上がり
2.1.2. キャリアによるトラフィック規制の動向
2.2. 市場規模予測
3. モバイルルータの参入ベンダー及び製品動向
3.1. コミューチュア
3.2. トリプレットゲート
3.3. コベンティブ
3.4. ウィルコム
3.5. プラネックスコミュニケーションズ
3.6. アイ・オー・データ機器
3.7. ネットインデックス
3.8. 古河電気工業
3.9. 富士通
3.10. インターネットイニシアティブ（IIJ）
3.11. ヤマハ
3.12. NECエンジニアリング
3.13. センチュリー・システムズ
3.14. iND
3.15. サン電子
図表一覧
図 1: モバイルルータ製品の変遷
図 2：モバイルルータ製品のターゲットと価格帯
図 3：2008年度の販売数及び売上高の推計
図 4：2007年～2010年の販売数、売上高の推移
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